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万能コオロギがあれば飼育できるペットの種類

コオロギ
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写真ACより)

コオロギは言わずと知れた万能昆虫ミネラル・タンパク質を多く含んでいます。

中国やアジアの諸外国ではコオロギを使った料理がよく見られます。日本でも徐々に昆虫食を使った調味料や添加物などの加工食品が開発されるようになってきました。

食糧危機の救世主になるのかは分かりませんが、今後活躍が期待される昆虫です。

そして、コオロギは爬虫類や両生類を始めとるペットの餌としても有名です。

栄養価が高いだけでなく、動き回るため活き餌としてペットの良い刺激になります。

意外なことに、爬虫類や両生類以外にもコオロギをメインな食事として与えることが出来る動物はたくさんいます。一度に様々な種類のペットを飼ってみたい人にとって、共通の餌が使えることは経済的にも助かります。

今回はコオロギを食べる動物をご紹介します。

コオロギを食べる動物

コオロギを主食・副食にしている動物はどんな生き物でしょうか。

大まかな分類は以下になります。

分類種類主食・副食
爬虫類トカゲ、ヤモリ、カメ、ヘビ(一部)主食
両生類カエル、イモリ主食・副食
哺乳類ネズミ、イタチ副食
鳥類フクロウ副食
魚類淡水魚副食

(表の一部を修正しました。)

そして、それぞれの種類の動物として代表的なペットについて解説していきます。

爬虫類:トカゲ、ヤモリ、カメ、ヘビ

写真ACより)

爬虫類といえば、トカゲ、カメ、ヘビです。

テレビメディアでも度々紹介されることがある人気なペットです。

コオロギを主食に出来るため飼育がし易いです。しかし、必要に応じてビタミン・カルシウム類を添加することをおすすめします。

比較的に大人しく飼育が容易な種がたくさんいます(太字)。

種類種名
トカゲフトアゴヒゲトカゲ、グリーンイグアナ、カメレオン、ニホントカゲ、カナヘビ
ヤモリヒョウモントカゲモドキ、トッケイゲッコー、ソメワケササクレヤモリ、ニホンヤモリ
カメクサガメ、イシガメ、ミシシッピニオイガメ、ハコガメ
ヘビラフグリーンスネーク、トオスジヒメレーサー

この中で注目する種類としてヘビがあります。

ほとんどのヘビはマウスやウサギなどの肉食がメインですが、一部のヘビは昆虫食です。コオロギを餌に用いれるのでマウス等を与えるのが苦手な人に最適です。

両生類:カエル、イモリ

写真ACより)

カエルは日本全国でよく見ることができる両生類です。また、イモリは綺麗な川や池にしか見ることができません。

どちらも省スペースで飼育できます。

カエルは成虫コオロギ与えることができますが、イモリは口のサイズに合う成虫になる前の幼体が必要です。

 種類 種名
カエルベルツノガエル、アカメアマガエル、イエアメガエル、クランウェルツノガエル、バシェットガエル、その他のカエル
イモリアカハライモリ、シリケンイモリ、シナイモリ、ファイア・サラマンダー、その他のイモリ

カエルは動くものに何にでも飛びつく貪欲な生き物で、飼い主の指でさえ噛み付きます。コオロギを主食として飼育可能です。イモリも同様ですが、市販の餌とミックスして与えるとよいです。

哺乳類:ネズミ、イタチ

写真ACより)

犬や猫の次に人気なペットとして位置づけられる小動物たちです。

手のひらに乗るハムスターや子犬のように駆け回るフェレットが有名です。

種類種名
げっ歯類ハムスター、テグー、モルモット
有袋類フクロモモンガ
イタチ科フェレット

市販フードが充実しており、餌に困ることは少ないです。コオロギを与える場合はハンティング目的刺激を与えたい時に効果的です。

主食には向いていませんが、狩をさせるような感覚に向いていると思います。

鳥類:フクロウ

写真ACより)

フクロウは目がまん丸とした可愛い動物です。

小型から中型のフクロウがペットとして人気です。良く飼い慣らせば手や肩に乗せることができる賢い動物です。

しかし、肉食動物ゆえにどう猛な一面を持っていることに注意が必要です。

種類種名
鳥類アオバズク、アフリカオオコノハズク、トラフズク、メンフクロウ、その他のフクロウ

基本的に動物食がメインです。

コオロギはオヤツ代わり(副食)与えるのが望ましです。

魚類:淡水魚

アロワナとナマズはどちらも淡水魚です。

どちらも優雅に泳ぐ様をアクアリウムで眺める楽しさがあります。昆虫を始め、ザリガニやエビなどの甲殻類を主食としています。

種類種名
魚類アロワナ、ナマズ

コオロギのみでも十分に飼育することができると思います。

コオロギはフタホシとイエコどちらが良い?

ここまででコオロギを餌として飼育できる動物がわかりました。

コオロギにはいくつかの種類が存在しますが、餌としてどれを使うのが最適でしょうか。

コオロギは主に「フタホシコオロギ」と「ヨーロッパイエコオロギ」が流通しています。

見た目が黒くてやや大きめな方が「フタホシコオロギ」です。

茶褐色の小ぶりな方は「ヨーロッパイエコオロギ」です。

結論から言えばどちらでも餌用に適しています。栄養価もほぼ同じでありどちらを選ぶかは好みで構いません。

【比較】フタホシとイエコの違い

どちらを選ぶべきか悩んでいる人のために比較表を作成しました。

フタホシとイエコの違い
フタホシとイエコの比較表

1匹がずっしりとして大きなフタホシコオロギはボリュームタップリです。一方で少し小柄なヨーロッパイエコオロギは生命力が強く見た目のグロさがないため初心者の方に人気です。

いずれも通販やオークションで100匹単位で購入できるので、まずは飼育してみるのも悪くありません。

<引用元>

(※1) :”Gryllus bimaculatus. Female. Gryllidae” by gailhampshire is licensed with CC BY 2.0. To view a copy of this license, visit https://creativecommons.org/licenses/by/2.0/

(※2):Brian Gratwicke – originally posted to Flickr as Acheta domesticus L., CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10821686による

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