周りの人がペットを飼っていたり、たまたまペットショップで見かけて飼育してみたい気分になったことはないでしょうか。
実はペットを飼うと精神的な癒しの効果があるんです!
多くの研究でペットと触れ合うことで「癒し・リラックス」の効果が報告されています。
しかし、「ペットを飼ったことがないし不安だ」という方もいるでしょう。
はじめにペットに関する世間一般の状況をみてどういった理由でペットを飼育しているのか、飼っている人のメリットやデメリットから自身と照らし合わせて飼いたい理由を深めていきます。
その後、ご自身の家族構成から最適なペットについて深掘りしましょう。
ペットに関する世論調査
古いデータになりますが平成15年の世論調査(「動物愛護に関する世論調査」の概要より PDF)で行われたペットに関するアンケートをみていきましょう。
ペットを飼っているかどうかについてのアンケート結果が次のようになっています。
ペット飼育の有無

例年を通しての変動は少なく、飼っていると回答した人は約3割で推移していました。
この他の調査では、ペットの飼育について男女での差異はなく飼っている人が男性:35.8%、女性:37.2%でした(2003年)。飼っている人の20代から70代までの年齢別にみても突出して多い年代はありませんでした(平均35.8%, 2003)。
飼育しているペットの種類

ペットを飼っている人のうち一番多く飼われている動物は上から犬(58.6% ,2003)、猫(30.9% ,2003)、魚類(19.4% ,2003)、鳥類(5.7% ,2003)、爬虫類(3.6% ,2003)の順でした。
住まいでみるペット飼育の有無

住まいでの違いをみると、一戸建ての人でペットの飼育が多いことがわかります。集合住宅ではペット禁止であったり、近隣への配慮で飼わない人が多いのではと推測できます。一戸建てでペットを飼っている人の割合が高いことから比較的裕福な家庭が多いと分析できます。
続いてペットを飼育している理由ついてのアンケート結果です。
ペットを飼育している理由

主な理由として、家族の誰かがペット好きであったり、昔から好きであったり、また子供の教養のためだと回答する方もいました。皆さんに共通することは、生き物を通して得られる安らぎや癒しを求めている人が多いことがわかります。
ペットを飼わない理由

この結果から、一人で世話をする自身がなかったり、死んで失くなってしまう恐怖や不安というものが大きな要因だとみてとれます。
裏を返せば飼育環境が整っていればより多くの人が動物を飼うと予想されます。
ペットを撫でると「幸せホルモン」が分泌される
ペットを撫でたり、アイコンタクトをすることで脳内から「オキシトシン」という「幸せホルモン」が分泌されることが報告されています(太田光明, 2013)。ペットたちも撫でられることでホルモンの分泌に影響することがわかっています。
ペットを飼育している家庭は非行率が低い?
「ペットとの共生推進協議会」によると、ペットを飼っている家庭は「人の痛みがわかる」、「正しい生命感が持てる」、「話題が増えコミュニケーションが円満になった」、「不登校が減った」などの効果があるとまとめています。
また、ペットフード協会の調べでは、ペットを飼っている人は「生活に潤いや安らぎを感じる」、「健康的になった」、「プラス思考になった」などの効果があると回答した方が多数いらっしゃいます。
ペットを飼う前に家族と相談しよう
世論調査結果からペットを飼っている人の約3割は生活に何かしらの潤いや変化を求めていることがわかりました。同時に一人で世話をできるか不安な方も大勢いました。
ついつい買い物終わりに何度もペットコーナーに立ち寄ったりするのは「幸せホルモン」を欲しているからなのかもしれません!
それじゃ、何かペットを飼おう!
思い立ったが吉日ですが、
その前にもう少し考えて欲しいことがあります!
実際に購入を決意したら、まず受け入れる準備はできているのか思い返して見てください。
家の人の理解はあるか
→ ご家族に大反対の方がいらっしゃると大変かもしれません。いくら飼い主とは言え、時にはペットの面倒を見てもらうこともあるでしょう。そういった急な用事の時に助けてくれる人がいるか考えておきましょう。
ペットのケージや餌入れなどの必需品は購入済みか
→ ペットを購入するときに店員さんに100%聞かれる質問です。また、ご自身で準備している餌とペットショップで与えている餌が異なると食べない場合があり、その際はお店のペットフードをとりあえず購入しておくと心配が減ります。準備できていなければ一緒に探してもらえると思いますのでお店の人に相談してみましょう。
ご自身が病気や長期の外出が必要なときに見てくれる人はいるか
→ 両親や兄弟と同居している方は心配ないかもしれませんが、お一人で住んでいる方は自動給水器を設置したり、頼れる知人を作っておきましょう。また、近くに動物病院があるかも確認しておきましょう。
責任を持って育てられるか
→ 当たり前のことですが、ペットの寿命がくるまで責任を持って育てましょう。また、複数飼育やみだりな繁殖でお金やスペースの限界を超えてしまい飼育放棄に繋がりかねません。ご自身の生活スタイルに合った飼育を心がけましょう。
家族構成で飼いやすいペットの種類
ペットを飼ってみたいけど、その後うまく育てられるか不安!
という方が多数ですよね。
ここでは家族構成によって飼いやすいペットに違いがあるのか目安をご紹介します。
<1人の場合>
お1人でお住いの方は何かと不便なことが多くなるはずです。
急なお仕事による出張や親戚の葬式や友人とのパーティに参加などイベントがありえます。
そのため、2日以上面倒が見切れないペットは不向きと考えた方がいいでしょう。
最近では様々な事情に対応したペットホテルがあり料金はかかりますが安心してペットを預けることができます。また、犬・猫の場合は自動餌給器が勝手に餌や水やりをやってくれる商品が発売されています。
オススメとしては餌の頻度が少なくて済む水生生物がいいかと思います。
<夫婦のみ場合>
最もペットを飼育するのに最適な家族構成だと思います。
夫婦のみの場合は飼育に回せる時間が多く取れますし、お互いのワークスタイルの調節もしやすいです。
基本的にどのペットも飼育可能と考えられます。
<夫婦と子供3人の場合>
ややペットを飼育するのは難しいです。
お子様が小さい頃はペットに危害を加えたりその逆もありえます。また、思いのほか育児に時間を取られたり、夕食や洗濯、用事で世話が疎かになることも考えられます。一旦ペットは諦めて、お子様が小学校高学年以上に成長してからペットを飼われてはいかがでしょうか。
それでも飼いたい場合、小さなお子様を考慮するなら犬がおすすめです。犬は唯一人と目を合わせたり、行動を共にすることで喜びを感じる動物です。お子さんの守り神として一緒に暮らしていけるはずです。




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