(写真ACより)
色彩豊かな体色とヒレの持ち主「ベタ」。
優雅に泳ぐ姿は眺めているだけで癒しを与えてくれます。
熱帯魚ショップやペットショップに行けばよく見かける人気のペットです。
ここではベタの飼育方法について解説します。
・ベタの飼育方法がわかる
・初心者でも飼いやすい
・自宅でミニアクアリウムを作れる
ベタとは

ベタ(学名:betta)は、タイのメコン川流域を原産(主として「ベタ・スプレンデンス(学名:Betta splendens)」)とする熱帯魚です。
鮮やかな体色とヒレが世界中で広く親しまれています。
他の熱帯魚と異なり淡水魚のため飼育が容易です。
また水質の変化に強く小さな容器やコップで飼うことが可能。
独自のアクアリウムを再現して、その中で飼うような観賞魚としての人気があります。
ベタの魅力
ベタは実に不思議な生き物です。
小さいながらも生存競争を生き抜くための術を持っています。
そんなベタの魅力を4つ紹介します。
不思議なエラを持っている
ベタはアナバスの仲間として知られています。ラビリンス器官という補助呼吸器官を持っており、低酸素のときに水面から空気を吸えるようになっています。そのため、小さな容器など酸素が少ない状況でも生きています。
オスが子育てする
ベタは、オスが泡巣という泡で水面に巣を作ります。メスが卵を産むと、オスがこの中に卵を運び込んで孵化するまで守ります。孵化の間までは一切何も食べずにひたすら耐え続けています。
フレアリングで闘う
ベタは同じ容器に一緒に入れるとヒレやエラを広げて激しく闘いを行います。これを「闘魚」や「フレアリング」と呼びます。オス同士を一緒に入れると、どちらかが死ぬまで闘い続けます。そのため、ベタを飼うときは必ず一匹ずつにしましょう。
ベタは品種改良が盛ん
ベタは原種の品種改良が盛んに行われています。胸ビレや尾ビレを広げたり、より長くさせたり、更に鯉ような模様に改良した品種も開発されています。
ベタの種類
ベタは、ベタ属に属して約50種類以上が認められています。
その中の1つである「ベタ・スプレンデンス」は昔から広く知られており、狭義ではこの種だけをベタと呼ぶことがあります。
ベタの品種
ベタの品種は様々な種類が品種改良によって生み出されています。
「ベタ・スプレンデンス」から品種改良された主な品種は次の通りです。
| ベタの品種 | 詳細 |
|---|---|
| ワイルド | 品種改良されていない野生種 (ベタ・スプレンデンス) |
| プラガット | 闘うために作られた闘魚 |
| トラディショナル・ベタ | 色彩を引き出した観賞魚 |
| ハーフムーン | 半月状の尾ビレを持つ |
| クラウンテール | 王冠のようなギザギザの尾ビレを持つ |
| ショーベタ | 扇状に広がったヒレを持つ |
ベタの飼育方法
ベタは初めてペットを飼う人にもおすすめな入門種です。
小さな容器でも十分に飼育することが可能です。
ここでは一般的なベタの飼育方法をご紹介します。
ベタの飼育容器

ベタは約500mlの水と容器で飼育が可能です。
飼育容器として使えるものに次があります。
- ガラス瓶
- 大型のビールジョッキ
- ストック瓶
- 虫かご
- 水槽
実に様々な容器が飼育ケージになりえますが、いくつか注意して欲しい点があります。
- フタは必ず開けるか緩める
- 余りにも窮屈な容器には入れない
- 1容器1匹が原則
伸び伸びと生活できるような環境を構築するようにしましょう。
ベタの飼育環境
無事に飼育容器が決まったら、環境を整備しましょう。
水生生物にとって最も危険なのは水道水に含まれるカルキです。
カルキは有毒でいろんな魚を弱らせてしまいます。
ベタを飼うことが決まっているなら前日からバケツに水を入れてカルキ抜きしておくと安心です。
この他にもベタにとって大切なことがあります。
- 水はカルキ抜きする
- 適水温は25℃(20℃〜29℃の範囲)
- 大きめの容器
- 水質改善と隠れ家の水草
- 水は3日に1度、交換する
ベタの餌
ベタは市販で売っている熱帯魚の餌で飼育可能です。
あまり大食いな熱帯魚ではないので少量のみで大丈夫です。
ちなみに野生のベタは、プランクトンや幼虫類を主食としています。
餌は食べ切れる量だけ入れて、食べ残しは微生物の発生させるためスポイド等ですくっておくようにしましょう。
ベタのQ&A

ベタの水草は何がおすすめですか?
A:マツモ、マリモがおすすめです。水草は水質を改善させるだけでなくベタの隠れ家にもなります。ストレスを感じさせないように水草は入れておきましょう。

ベタの繁殖はできますか?
A:可能です。しかしながら、ベタ同士の相性があるので時間がかかるかもしれません。次に簡単な繁殖方法をご紹介します。
- オスメスのペアを購入して別々の容器でお見合いをさせます。
- オスが水面に泡巣を形成したら、メスを同じ容器に入れます。
- メスが産卵したら、メスを別の容器に移します。
- 稚魚はオスが世話をするため孵化まで放置します。
- 稚魚が巣から出てきたらオスを別の容器へ移します。
以上が主なベタの繁殖方法です。
ベタは非常にケンカが多い熱帯魚なので注意深く観察して相性が合わなければ即別へ移しましょう。
また、稚魚の口は非常に小さく成魚と同じ餌は食べれません。そのため稚魚専用の餌を準備して置くことを忘れないようにして下さい。




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