人懐っこいジャンガリアンハムスター!

ハムスターの特徴と飼育方法
この記事は、ハムスターを初めて飼う方や飼育で困ったことがある方へ向けたページになります。
ハムスターとは?
一般にゴールデンハムスターを指します。
体重は約130gくらいで体長は約11~15cmの大きさです。
人懐っこく室内での飼育が容易なため人気な動物です。
ハムスターの特徴は?
耳:ハムスターは神経質な動物です。耳を見ればその時の様子がわかります。
ピンと立っていれば元気、ぴったりと頭に付いていれば警戒しています。
目:暗い所でも目が見えます。夜行性であり、明け方と夕暮れに餌を探して動き回ります。
ほお袋:ハムスターは食べ物をすぐに食べずにこの袋へ格納して、巣穴で吐き出して貯蔵する習性があります。
ひげ:初めて歩く場所やその周囲の様子を探るときに使います。
ハムスターの飼育に必要なものは?
ケージ:複数個体を飼う場合や大きなゴールデンハムスターを飼う場合は、大き目のケージを用意しましょう。
隠れ家:複数いる場合は喧嘩しないように分けてあげましょう。
給水ボトル:お水は毎日綺麗なものに取り替えましょう。
回し車:日中は寝て過ごしますが、夜行性であるため夜に動き回ります。ストレス対策として必須です。
トイレ:ハムスターはおしっこをする場所を覚えます。(ちなみに便はどこでもします)
餌入れ:食べ切れる量を入れましょう。余ったものは取り出してください。
床材:床材はハムスターの体が地面に触れないくらいの厚さを敷いて下さい。床材の交換は2週間くらいが目安です。
ハムスターの正しいスキンシップの仕方
⑴ 当日は、触れずにそっとしておきましょう。
⑵ 2〜3日目は、名前を呼んだり、金網越しに餌をあげてみましょう。
⑶ 4〜5日目は、手の臭いを嗅がせて覚えさせてみましょう。
⑷ 1週間経ったら、手に乗せたり撫でてあげましょう。
それ以降は1日に30分から1時間を目安に触れ合ってみて下さい。
最初の頃はかなりキツく噛んで攻撃して来ますが、慣れて来ると「甘噛み」と言って痛くない程度で軽く噛んできます。そこまで行けば仲良しです!

隠れ家の外でお昼寝しているハムスター。
ハムスターが食べるもの・食べないもの

ハムスターは雑食性で色んな物を食べます。
野菜や果物、固形フード(ペレット)を食べます。
食事は市販のフードを2つ以上組み合わせて与えると栄養のバランスが良いでしょう。
好きな食べ物
小動物用のフード、ひまわりのタネ(※)、煮干し、ニンジン、レタス、りんご、トウモロコシ、アーモンドなど。(※)ひまわりのタネは主食ではありません。
食べられない物
ネギ、タマネギ、チョコなどのお菓子類。牛乳もダメです。
これらは中毒や病気の原因になるため与えないようにして下さい。
食べ物以外のものにも噛み付きます。電源ケーブルや大事な物はなるべく置かないように注意しましょう。
ハムスターはお風呂に入れてもいい?
結論から言うとNGです。
ハムスターは上手に体温調節するのが苦手なので、極端に体温が低下してしまうと最悪の場合死んでしまうこともあります。そのため、ハムスターはお風呂の代わりにトイレ用の砂を使って体の汚れを落としています。「必要ないや!」と思っている方は要注意ですので必ず設置してあげてください。
極端にお尻や体が汚れている場合や年老いたハムスターの場合はお尻の部分だけぬるま湯に浸けて洗ってあげても良いです。洗浄後はキッチンペーパー等でしっかり水分を吸収させて飼育ケージの下にヒーターを置いておきます。
<トイレボックスと砂>

冬場のハムスターの保温について
ハムスターは寒がりなので冬場や寒い環境に弱いです。
ケージの下にヒーター(保温シート)を置いてあげる必要があります。
ただ置けば良いという訳ではなくて、狭いケージの中では逃げ場がありませんのでヒーターが当たらない部分(熱逃し場)を作って配置します。目安としてはケージの1/3がヒーター上に乗って入れば良いと思います。また冷気が入ってこないように新聞紙や広告紙を左右または前後にバリケードを作ることも忘れずにしてあげてください。
小型ヒーターの電気代は1ヶ月付けっ放しで約80円くらいです。
ハムスターは複数飼育しても大丈夫?
1つのケージの中で複数個体を飼育するのはよくありません。
ハムスターは縄張り意識が強く、違う種類と混同したり、オス同士を同じケージに入れると過度のストレスを与えてしまいます。また、オス同士はケンカしどちらかが死ぬまで攻撃することもありますので絶対に入れないようにしてください。
共食い対策のため産まれてから一緒にいる場合を除き、1ケージに1匹が基本です。
こちらも合わせてご覧ください。
ハムスターの成長と寿命
1年の間に何度も子供を産みます。交尾してから約2週間で出産し、一度に2〜10匹の子供たちができます。子供たちは約4週間で自身で餌を食べるようになります。ハムスターの寿命は2〜3年になります。
ドワーフハムスターとは?

大型のゴールデンハムスターの人気に乗って登場した小型のハムスターたちの総称です。
日本でメジャーなゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターは人懐っこくて飼育が比較的に簡単と言われています。チャイニーズハムスターとキャンベルハムスターは共に輸入数が少なく手に入れにくい種です。
ドワーフとはドイツ語で「小さい」という意味です。
レアハムスター
ごく稀に珍しい模様のハムスターが誕生することがあります。
ジャンガリアンハムスターの突然変異として、トリコロールジャンガリアンハムスターがあります。トリコロールとは3色が入り混じった毛色をしています。
飼育ケージの種類
・金網ケージ 一般的なハムスター用のケージです。通気性がよくセット付き飼育しやすい。 金網を噛むことで歯を傷つける可能性があります。
・プラケース(大) 最も入手しやすい虫かごです。 掃除しやすくハムスターの様子がわかりやすいです。しかし、前後左右が囲まれており換気性が悪い。複数飼いには不向きです。
・衣装ケース 広いスペースでのんびりと飼育することができます。仕切りなどを自作すれば複数飼いも可能です。 蓋を閉めると通気性がなくなり窒息してしまいます。蓋は別に用意する必要があります。 衣装ケースは大型で掃除がし難くくなります。
・水槽 ガラスで強度も高く何よりハムスターの様子を観察しやすいです。 大きさによって重さやサイズが異なり場所を確保する必要があります。 掃除はややし難い。
ハムスターの最適なご飯の量

一般的なご飯の量は、体重の10分の1から20分の1の間が適量と言われています。
(左図はゴールデンハムスターの体重100gの場合)
1日1回決まった時間に餌を与えましょう。

<ジャンガリアンハムスターの例>
体重は51gだと、ご飯の量は2.55~5.1gの範囲が適量になります。
具体的な量は以下を参考にしてみてください。
(2018/9/29撮影)

<ミックスフードの量>
合計4g。
バランスの良いミックスフードだとこれくらいです。
(2018/9/29撮影)

<ペレットの量>
合計3g。
固形フードのペレット1個です。
(2018/9/29撮影)
ハムスターの体重の目安

ハムスターの体重の目安は次の通りです。
この30g前後が正常な範囲と言えます。
・ゴールデンハムスター:117g(ave)
・ジャンガリアンハムスター:38g(ave)
妊娠してもいないのに体重が多ければ太り過ぎです。
ハムスターが苦手なこと
・犬や猫などの他の動物
→自分よりも大きな動物がいると不安になります。
・首輪やリード
→ストレスが大きくなる。
・頻繁に触れる
→ストレスが増える。決まった時間に構ってあげる。
・振動
→ケージの近くで衝撃を与えると不安になります。
・寝ている間に触ったり起こす
→ハムスターは夜行性なので昼間はよく寝ています。睡眠不足でいきなり噛みつく事もあります。
・子供
→鳴き声や力加減を知らずに触れてしまうと弱ってしまいます。
・狭い場所
→人間と同じで狭くて窮屈なところは苦手です。ケージに複数匹の飼育することは避けてください。
・回し車がない
→ハムスターは活動時間の大半を動き回って生活しています。回し車がないとストレスが強くなりケージの柵を必要に噛んだりしますので必ず設置してあげてください。
・暑さ
→ハムスターは毛で覆われているため体温が落ちにくい動物です。夏になると室内でも28℃を越えることがあります。締め切った部屋に置いておくとたちまち熱中症で倒れてしまいます。よく隠れ家の外や歯車に引っ付いているのは体温を下げようとしているからです。部屋の気温が高いと感じたら涼しい場所に置くかエアコンで温度を下げてあげると良いです。
適温は23〜24℃、湿度は50〜60%が目安です。
夏場やヒーター等で30℃を越えると熱中症になり最悪死んでしまいますので注意してください。
共食いする
ハムスターは複数飼うのに適している種類もいます。しかし、餌が不足していると共食いすることがよく起こります。ハムスターは人の数倍の速さで時間を感じます。そのため、わずか半日だけ絶食させたつもりでもハムスターにとっては長い時間もの間に餌と水が無いことになります。もしこれが私たち人間の場合、狭い檻の中でいつ食事が取れるのかわからない環境にいるのと同じ状況です。餌やり水やりはこまめに確認するようにしましょう。
ハムスターの遊び場タワー

ハムスターの気分転換の様子です。
通常のケージとは別の容器に移動させて遊ばせています。
月に数回程度の運動をさせてあげましょう。
(2019/5/6撮影)
ハムスターを家で留守番させるとき
「急な用事で家をあける時どうしよう!!」
家でハムスターを一人にさせたら寂しくならないか心配になる方もいるでしょう。基本的にハムスターは1匹でいることがほとんどでその方が慣れています。一定の静かな安定した環境に置いてあげるとゆったりできます。
ハムスターをいい子にお留守番させるために最低限やっておくことをご紹介します。
・部屋の温度を20〜28度の範囲にしておく。
・餌はペレットなど数日分入れておく。
・1日分の野菜を入れておく。(腐敗しやすいものはNG)
・お水はしっかりと固定して満タンにします。
・夏は冷却プレート、冬は床材など季節に配慮させる。
ハムスターの観察日記を作ろう
ハムスターを飼い始めたら日記をつけることをお勧めします。
日々の健康管理を把握することにも繋がりますので1〜2日おきに書くと良いです。
また自由研究や趣味のブログなどに投稿することで多くの人に知ってもらうこともできます。
観察日記はいつどのようなことがあったかを書くとよりわかりやすくなります。
以下を参考にして日記をつけてみてください。
<観察日記に必要な項目>
・日付
・天気、温度、湿度
・ケージ内の環境(隠れ家などの位置、床材の素材名)
・餌の種類
・便の状態






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